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このプログラムは世界中の才能ある若いアーティストたちを探し求め、彼らと各分野の第一人者を結びつけ、一対一の指導を通じて1年間のクリエイティブなコラボレーションに取り組むチャンスを提供するものです。2002年以来、ロレックスは舞踊、映画、文学、音楽、舞台芸術、視覚芸術、そして建築において50人以上のメントーとプロトジェをつないできました。
メントーとプロトジェは最低6週間を共に過ごすことになっていますが、多くのペアがより多くの時間を費やしています。彼らは、どこでどのように交流したいかについて意見をまとめる。プロトジェがメントーの仕事場を見学したり、メントーとプロトジェが実際にコラボレーションを実施するなど、自由な交流が行なわれています。
国境を超える打楽器の力
インドのタブラの巨匠、ザキール・フセインは、プロトジェのアメリカのドラマー、マーカス・ギルモアの才能に気づくのに時間はかからなかった。メントー期間が終了するまでに、ギルモアはフセインの助けも借りつつ、初めてオーケストラのための曲を書くという目標を成し遂げた。プログラムの過程で、フセインはギルモアにインドの心得、ミュージシャンと楽器への愛について教えた。
アフリカを独自のイメージで構築
ガーナにルーツを持つ著名なイギリス人建築家、サー・デイヴィッド・アジャイは彼のプロトジェ、ニジェール出身のマリアム・カマラとアフリカの建築における独自のアイデンティティの必要性を共有した。メントー期間中、彼が彼女に多くの教訓を伝えたが、最も大きなものは「自分自身に忠実であれ」ということである。
変革はステップ・バイ・ステップ
セネガル出身のヒップホップ ストリートダンサー、コウディア・トゥーレはモダンダンスのスーパースター、カナダ人振付家クリスタル・パイトの指導を通じて、ダンサー、振付師、そして人間としての成長を感じることができた。
アイルランド文学の探求
アイルランドの作家、コリン・バレットのメントーは、数十冊もの著作をもつアイルランド人のコルム・トビーン。彼らはメントーシップを通じて執筆のメカニズムを議論する。トビーンの後押しもあって、バレットは最初の小説『The English Brothers』を書き上げることができた。