エドアルド・ヤレーナスメキシコの鼓動を聴く

published 1981年clock 読む時間 40s
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かつて生化学の教授を務めていたエドアルド・ヤレーナスは、キャリアの半ばで転身し、メキシコの豊かな音楽遺産の保護に献身してきた。

ロケーションメキシコ

1967年、科学研究者だったエドアルド・ヤレーナスは、自然や人々との触れ合いを求めてメキシコ・シティにある自宅から郊外の田園地帯に通い始めた。そして間もなく、別のものと出会った。民族音楽に魅せられたのだ。現在彼は、民族音楽学者の間でメキシコ伝統音楽の世界的な権威として認められている。

この音楽には大きな文化的価値があります。5世紀にわたる歴史の象徴であり、メキシコが誇る音楽の遺産なのです。

独立系音楽レーベルの社長を務めるヤレーナスの独自のアーカイブには、800グループが演奏した15,000もの楽曲が収録されている。メキシコは当然のことながら、ベリーズ、カリブ海域諸島、グアテマラ、マリの楽曲までもが含まれている。

ヤレーナスのレコード会社はこれまでに85枚のレコードを発表しているが、その中でも6枚組アルバムボックスセット『The Anthology of Mexican Sones(メキシコ民族音楽集)』は後にカセット・CD化されており、現在ではデジタル配信もされている。今やこのアルバムセットは、メキシコの伝統音楽を伝える最も重要な参照資料となっており、地方・都市部を問わず若いミュージシャンに与える影響は莫大だ。国際的な配信もされている。ヤレーナスは数々の賞を受賞しており、グラミー賞にもノミネートされている。

プログラム

ロレックス賞

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