Sergei Bereznukシベリアトラを救え

published 2012clock 読む時間 0min 56s
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かつては数千頭がアジアの森林を闊歩していた世界最大のネコ科動物であるシベリアトラ。セルゲイ・ベレズヌクは密猟者と戦いながら生息地の破壊を阻止することによって、シベリアトラを絶滅から救おうとしている。

ロケーションロシア連邦

強力なエネルギーと王者の力を象徴するシベリアトラは、人間に強烈な魅力を放つ。しかし、これほど愛されているにも関わらず、このカリスマ性を持った種は絶滅の危機に瀕している。人間の欲と無知のせいで、ほんの100年前までは世界に100,000頭いた野生のトラは、今では3,500頭しか生き残っていないのだ。

密猟防止活動だけでは、密猟者との戦いに勝つことはできません。地元の人々の心と魂に響く活動をしなくてはならないのです。次の世代を育てなくてはなりません。手遅れになる前に、我々の将来のために、トラを救わなくてはならないのです。

元技術者のセルゲイ・ベレズヌクは、ソビエト連邦崩壊によって別の職業を探さなくてはならなかった。トラの保護活動に出会って以来、シベリアトラ(アムールトラ)の主な生息地であるロシア極東で、情熱的に保護活動に取り組んでいる。シベリアトラは、現存する6亜種のトラの一つだ(3亜種が絶滅している)。

最新技術を使いトラ密猟者を追う。政府に対してロビー運動を行う。どのような活動をするにせよ、ベレズヌクの目標は一つだ。シベリアトラを、昔話や写真でしか知ることのできない、偉大だが絶滅してしまった動物にしてはならない。ベレズヌクと彼が設立したフェニックス基金はすでにいくつか大きな成果を挙げている。年に一度「トラの日」を設定し、ロシアから子供を中心とした何千人もの参加者を集めてトラの命を祝う。孤児になった若いトラにリハビリを施し野生に戻す活動も展開している。

  • 540頭

    ロシアに生息する野生のシベリアトラの数

  • 200 kg

    成長したシベリアトラの平均体重

  • 10,000人

    2015年、ウラジオストクで開催された「トラの日」フェスディバルに参加した人々

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