Suryo W. Prawiroatmodjo保護活動は教室から始まる

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環境教育を自然保護活動の土台にしようという、スーリョ・プラウィロイトモジョの精力的な活動は、故郷に深く根付いただけでなく、インドネシア内外へも急速に広まった。

ロケーションインドネシア

獣医師として訓練を受けたスーリョ・プラウィロイトモジョだが、犬猫のワクチン接種などということにはほとんど興味はなかった。彼の情熱は常に野生の環境に向けられていた。田舎に対する愛着は、毎年おばに連れられて、故郷のジャワ島の西のはずれの荒野を訪れた頃に育まれた。

ロレックス賞を受賞したおかげで知名度が上がり、国際環境管理人(Caretakers of the Environment International)に選ばれ、私は一人ではないことを実感しました。世界に広がる環境教育者のネットワークは、私にとって心の支えになり、新しい知識や方法論を学ぶことができました。

2013年に逝去したプラウィロイトモジョにとって、自然保護は単なる植林などではなかった。地球を守るためには意識の大改革が必要だと信じ、これを実践した。ジャワ島全体で積極的な活動を展開し、教師ネットワークを構築して環境教育を学校のカリキュラムの一環とすることに成功した。

ロレックス賞と世界自然保護基金から受けた資金援助によって、ジャワ島東部にある神聖な火山、ペナングンガン山麓の土地を買い上げ、インドネシア初の環境教育センターを建設した。同センターは世界中から学生、教育者、自然保護活動家が集まっただけでなく、ジャワ島西部とバリ島に同種のセンターが作られるきっかけとなった。このようなネットワークの広がりの集大成として、プラウィロイトモジョは、インドネシア環境教育者ネットワークを立ち上げた。

他にも多くの活動が実を結んでいる。スラバヤ国立大学に働きかけ、2年間の環境研究過程の開設に成功した。東南アジアでは初の試みだ。教師というよりもブローカーであり扇動者だと自らを称していたプラウィロイトモジョは、クローン病の診断を受けた後も活動を続けた。時に言葉巧みに、時に調和を図りながら。彼の著書、『Enjoy and Play with Nature(自然と遊ぼう)』は、環境問題を使って数学から社会学まで幅広い教科を教える指導書だ。

プラウィロイトモジョは生前、グローバル500環境フォーラム賞を受賞するなど、数々の栄誉に輝いている。

  • 125

    ソーラークッカーの料理本用にプラウィロイトモジョが集めたレシピ

  • 15人

    2002年、スラバヤ国立大学の環境研究過程を修了した初代卒業生

  • 34ヶ国

    ボランティアが研究支援を申し出た国の数

プログラム

ロレックス賞

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