ジョン・F・アズマス芸術に貢献する科学

published 1990年clock 読む時間 35s
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40年以上もの間に、原子力推進の宇宙ロケット開発からハイテクを駆使した美術品保存修復へと、ジョン・アズマスの活動は思いがけない方向に展開してきた。

ロケーション中国

美術品の洗浄・修復のレーザー光線の応用においてパイオニアである、カリフォルニア大学のジョン・アズマス博士は、レーザーが主に医療・防衛・産業に応用されていた1970年代、偶然この分野に足を踏み入れることになった。

私はレーザーを応用した美術品保存修復の始祖と呼ばれています。大変名誉なあだ名だと思います。

博士のキャリア転換期は、中国の兵馬俑の保存修復へのレーザー技術応用の委託を受けた時で、これにより博士はロレックス賞を受賞することになった。残念ながら、政治介入により中国側の関係者は産業用レーザープロジェクトに移動させられてしまったが、この修復プロジェクトがきっかけとなってLACOMA、「the International Association for Lasers in the Conservation of Artworks(レーザーを応用した美術品保存修復の国際学会)」が設立されることになった。

この分野での研究を重ねたアズマスの功績により、新たな科学分野が誕生し、多数の科学者に刺激を与え、数えきれないほどの名品の保存に貢献している。兵馬俑プロジェクトから得た知識と注目のおかげで、モナリザなどの名作にも関わることができたと、アズマスは話す。彼は美術館、大学や学術団体などで幅広く講演活動を行っており、世界中のテレビ番組にも出演している。また、レーザー技術の他の応用法も模索中である。

プログラム

ロレックス賞

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