Shekar Dattatri野生生物を撮影する

published 2004clock 読む時間 0min 59s
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爆発的な経済成長を遂げるインド、その陰で自然生物は危機に瀕している。シェカール・ダタットリは、母国に残された自然遺産保護の緊急性に目を向け続ける。彼が対象とする題材は幅広く、トラから消滅しつつある沿岸線にまで及ぶ。

ロケーションインド

彼の母国は急激な経済成長を遂げ、一躍世界の表舞台に躍り出た。しかし、自然保護映画制作者シェカール・ダタットリは、この急成長こそが「野生の」インドを脅かしていると信じている。

自然に対する真の情熱、不屈の精神、対象を徹底的に調査する能力、そして問題の真髄を明確に表現する映像を造る忍耐力。これらは自然保護映画制作者に必要なの要素です。

ダタットリは過去30年間に、カメラマン、脚本家、監督として野生生物と自然保護に関する30以上の映画の制作に関わってきた。2004年のロレックス賞受賞によって、説得力のある映画作りに、切望していた弾みが付いた。この間に彼は、自らの自然保護哲学を練り上げた。一般大衆全体よりも、決定権のある一部の人々に映画を見せた方が、効果的な対応策を導き出せることが多いのではないか、という見解に達したのだ。

2010年代に彼が制作した最も影響力のある映画の一つ『The Truth About Tigers(トラに関する真実)』は、トラとその保護活動を40分にまとめたものだ。人間の行動がいかにトラの保護に影響を及ぼしているか、そしてその被害を失くすために何ができるのかを明確に表現している。

最近制作された映画の一つは、保護森林に住む数千人のインド人が直面する問題と、彼らが心ならずも野生生物の生息地退廃の要因となっていることを取り上げている。通説とは反対に、ダタットリは、十分な援助を与えてかつ合意に基づく移住は、孤立した地域社会にとって有益であり、自然にも余裕を持たせることができると信じている。ダタットリは、野生生物、自然保護、映画制作について執筆活動も行っている。

  • 2,200頭

    インドに残されたトラの数。政府の推定

  • 450世帯

    バドラ・トラ保護区からインド南西部に成功裏に移住した人々。ダタットリの最新作に記録されている

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ロレックス賞

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