アルン・クリシュナマージーインドのクリーンなビジョン

published 2012年clock 読む時間 55s
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グーグルで将来を約束されていたキャリアを捨て、故郷の環境を再生させるという夢を追う、インド人自然保護活動家アルン・クリシュナマージーは、都市部にある汚染された湖を自分たちの手で再生させようと、地域住民を鼓舞している。

ロケーションインド

インドの経済成長は天然資源を危機に晒している。アルン・クリシュナマージーは自身の手でこの問題に取り組んでいる。彼が設立したインド環境財団(EFI)と数千人のボランティアは、チェンナイ、ハイデラバード周辺の4つの都市にある39の汚染された湖沼浄化に取り組んでいる。

パリカラナイ湿地を潤すキルカタライ湖には、様々な種類の鳥やクサガメが生息しています。この湖は今、窒息状態です。この状態が続けば、20年以内にこの湖は忘れ去られてしまいます。絶対にそうはさせません。

湖沼の枯渇は水源が乏しい都市部に影響を及ぼすばかりか、ゴミの投棄や危険な廃水などによって人体の健康に害を及ぼしかねない。クリシュナマージーは、キルカタライ湖再生プロジェクトによってロレックス賞を受賞した。1.5㎢に広がる汚染水は、環境保護活動家にとって象徴的な問題だ。

彼が立ち上げた非政府組織は成長し、デリー、ティルヴァナンタプラム、ラクナウ、アーメバダード、バンガロール、コーヤンブットール、ポンディシェリ、コルカタなどの他の都市にも活動の場を広げている。学校行事などで募集したボランティアによる活動内容も増えた。彼らの段階を追った湖沼浄化活動には、今では廃棄物管理、燕を呼び戻す試み、在来植物の栽培、コンポスト、学校向け生物多様性公園、ユースキャンプ、メディアを通じた大規模な意識改革キャンペーンなどが含まれている。

プロジェクトの費用に充てるために、クリシュナマージーは通信会社を経営しており、社会運動や環境保護キャンペーンに投資して社会的なイメージを向上させる方法を企業に助言している。清潔で持続可能な現代インドという彼のビジョンは、常に人を惹きつけている。2016年7月、インド政府はFEIにさらに19の湖沼の再生を許可した。

  • 39

    クリシュナムルティとFEIがこれまでに浄化した湖沼

  • 19トン

    インド南部、ハイデラバードのカプラ湖からFEIの清掃チームが回収したゴミの量

プログラム

ロレックス賞

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