Reese Fernandez-Ruizアップサイクルで生活を
立て直す

published 2010クロック 読む時間 1min 3s
スクロールダウン

かつて大都市マニラ最大にして最貧の地区に住む職人たちは、ぼろきれで敷物を作り、わずかな収入を得ていた。リーズ・フェルナンデス=ルイスは、アップサイクル品や在庫過剰の布を使って、おしゃれなファッションアクセサリーを作らせた。職人たちはまともな暮らしができるようになった。

ロケーションフィリピン

リーズ・フェルナンデス=ルイスの起業はまるでおとぎ話だ。1,000もの人々が、ラグ・トゥー・リッチ(R2R)から訓練と恩恵を受けている。フィリピン最貧地区とデザイナーが協力してハンドバックやアクセサリーを作るという、画期的な事業だ。製品はフィリピンの高級ショッピングモールの店舗で販売されている。女性が大半をしめる職人たちにとって、ファッション製品を作ることは誇りだ。元々は廃棄された布を使っていたが、今では在庫過剰の布を使っている。「材料調達と製造計画を入念に行い、無駄を最小限に抑えることで、我々の活動のインパクトと意義はより大きくなる。目標は、ひとつひとつの製品を長く使ってもらうことだ。ファストファッションが生み出すゴミの一部になってはならないのだ。」

生計の手段や収入源を作るだけではだめです。持続可能な、環境に優しい製品を作りたいのです。それは、全ての人にとって意味のあることだと思います。

フェルナンデス=ルイスが共同設立した団体ラグ・トゥー・リッチは、現在44名のチームメンバーを抱えている。彼らは1,000以上の職人を訓練し(2011年は300人だった)、誰もが欲しがる製品を作っている。かつて仲買人の餌食になっていた頃、職人たちは、敷物一枚につき2セントしか得られなかった。しかし今、R2Rに直接売ることによって、適正な賃金や給料を得られるようになった。余裕ができた分を貯蓄、住居、子供たちの教育費に充てられるようになった。

賃上げや雇用の機会均等などに努めてきたフェルナンデス=ルイスは、ロレックス賞受賞をきっかけに学校を設立し、職人たちに技術とクオリティ・オブ・ライフを学ぶ場を提供している。貯蓄とマイクロ保険のプログラムも立ち上げている。

  • 500,000人

    フェルナンデス=ルイスがプロジェクトを始めた場所、パヤタス・ダンプサイトの住民数

  • 2セント

    Rags2Riches設立前は、敷物一枚から職人たちが得る収入は、わずか2セントだった

全てのプロジェクトを見る

プログラム

ロレックス賞

詳細を見る