Piyush Tewari事故現場での救助

published 2010clock 読む時間 50s
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インドは世界で最も交通事故死の多い国。しかしピユシュ・テワリの尽力により、交通事故被害者は現在、事故現場で応急処置を受けることができ、生存の可能性が高まっている。

ロケーションインド

ピユシュ・テワリがプライベートエクイティのマネージャーとして前途有望なキャリアを歩んでいた頃、彼の従弟が交通事故に遭った。多くの傍観者の見守る中で、従弟は40分間応急処置を受けることなく横たわったまま、命を引き取った。テワリは従弟の全く無意味な死に大きなショックを受け、時間の空いた時に志願者たち - 警察官、店の経営者、一般市民を含む- に交通事故者の救済の仕方を教え始めたのだった。

インドでは1年に交通事故で15万人が命を落とします。救急医療サービスが確立していないため、救えるはずの命が失われています。その確率は50%にも上ると見られています。

彼は2008年にセーブライフ財団を設立し、2011年には仕事を辞めて、この財団の活動に専念することになる。この組織は、インド政府を喚起することに成功し、道路安全に関する法律を制定させ、これによりそれまで存在しなかった道路利用者、道路、交通手段に関する安全基準が確立され、罰則も適用されるようになった。

事故の目撃者はかつて、インドの幹線道路での事故者を容易に助けることができなかった。彼らには“良きサマリア人”の役割を果たせない理由があった。警察から執拗な尋問を受ける可能性、あるいは被害者の医療費の負担の責任を負わされ、法廷で長期にわたって争わなくてはならなくなる可能性があったからだ。しかし、今後その状況も変わる。セーブライフ財団が提起した公益訴訟に従い、インドの最高裁は2016年、事故目撃者は事故犠牲者に応急措置を与えることができ、それを行ったことによっていかなる罰則も攻撃も受けることがないことが制定された。

テワリはこれまでにたくさんの賞を手にし、2015年にはタイム・マガジンにて“次期世代のリーダー”との異名を与えられた。

  • 10,000人

    セーブライフ財団の訓練を受けた警察官の数

  • 150,000人

    インドの交通事故死亡者数(年間)

  • 50%

    応急処置で生命を救うことができた割合(推定)

プログラム

ロレックス賞

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