ロニー・デュプレ北極圏に対する思い

published 2004年クロック 読む時間 0min 58s
スクロールダウン

探検家ロニー・デュプレは、繊細な生態系が地球温暖化の脅威にさらされていることを広く伝えてきた。

ロケーションアメリカ合衆国

ロニー・デュプレにとって、地球温暖化とは単なる理論ではない。思い入れの強い北極圏に差し迫った脅威を与えているものである。過去25年にわたり、米国人のデュプレは北極圏および極地域24,000 km以上を旅し、犬ぞりや、スキー、カヤックなどを用い、氷量の減少による影響を調査してきた。例えば海氷量が少なくなることで、ホッキョクグマは食糧の90%を占めるアザラシを捕らえ難くなる。

一人でも地球温暖化に目を向けてくれたら、私はそれで満足なのです。

2005年5月、デュプレは同じく探検家のエリック・ラーセンとともに、夏季の無補給北極海横断に挑んだ。当初計画していたロレックスの支援による「ワンワールド エクスペディション(One World Expedition)は天候により中止となったものの、翌年、デュプレとラーセンは夏季に北極点に到達した史上初のチームとなった。またこれにより、気候変動の脅威を世界中7千万の人々に伝えた。

デュプレの冒険・探検への情熱はとどまるところを知らない。2009年にはロバート・ピアリーならびにマシュー・ヘンソンを記念した「ピアリー - ヘンソン100周年エクスペディション(Peary-Henson Centennial Expedition)を敢行して北極点へ到達し、2015年1月には北米最高峰アラスカ山脈のデナリ山(マッキンリー)の単独登山に成功した初の人物となった。デュプレは、著書Life on Ice: 25 Years of Arctic Exploration(2012年)、そして冒険映画Cold Love (2014年)のなかで、科学研究所や大学と協力し、数々の探検での実体験を紹介している。

  • 1,000 km

    2006年にデュプレが北極点経由で北極海を旅した距離

  • 6,168 m

    2015年にデュプレが単独登山した北米最高峰デナリ山の標高

全てのプロジェクトを見る

プログラム

ロレックス賞

詳細を見る