Forrest M. Mims III市井人科学者

published 1993clock 読む時間 50s
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独学の科学者フォレスト・ミムズの発明のおかげで、アマチュア、専門家の区別なく世界中の誰でも地球の生物を守るオゾン層の測定ができるようになった。

ロケーションアメリカ合衆国

30年程前、研究者たちは驚くべき発見をした。南極大陸上空の成層圏のオゾン濃度が、急激に減少していたのだ。成層圏のオゾン層が、紫外線照射から地球上の生命を守っていることを知っていたアマチュア科学者のフォレスト・ミムズ3世は、行動を起こした。

科学者の集まりというのは、こうした問題を狭い視野でとらえることが多いです。オゾン層破壊は、非常に複雑な問題だというのに。

世界共通の紫外線測定器が存在しないことと、後のNASAとの交流によって発奮した、テキサス在住のエンジニア、発明家、文筆家、写真家のミムズは、携帯型オゾン全量測定計を設計した。プロの研究者たちから注目と尊敬を集めることとなった。

1993年、ミムズの名声はさらに高まった。SPANという国際的なオゾン層監視ネットワークを構築した功績により、ロレックス賞を受賞したのだ。SPANの観察者はTOPSを装備しているため、地球上のどこにいても大気圏のデータを集めることができた。34か国からボランティア志願が寄せられた。1994年、ミムズはマイクロプロセッサー制御のオゾン測定器を開発した。これがマイクロTOPSだ。これに続いて高度な日照計とオゾンモニターを備えた、マイクロTOPS IIを発表した。

SPANは解散しているが、今でも世界中の科学者がマイクロTOPS IIを使って、特に僻地でオゾン層、公害が原因で生じる水蒸気ともやの総量を測定している。ミムズはその後もNASAのラングレー研究所やMake誌と科学プロジェクトを展開するなど、多くの取り組みに関わってきた。NatureやScienceなどの権威ある科学雑誌にも多数寄稿している。

  • 6,000~9,000ドル

    ベーシックなマイクロTOPSの現行価格

  • 50冊以上

    ミムズが書いたDIY電気工事に関する本の数

プログラム

ロレックス賞

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