Olivier Nsengimanaルワンダの幸運の鳥を救う

published 2014clock 読む時間 50s
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ルワンダの苦難に満ちた歴史において、野生動物保護は常に二の次にされてきた。しかし近年、状況は好転しつつある。きっかけはオリヴィエ・ンセンギマナと、彼の代名詞であるルワンダを象徴する鳥だ。

ロケーションルワンダ

ルワンダでは、ホオジロカンムリヅルは富と長寿の象徴だ。しかしこの優雅な鳥は、危機に瀕している。黄金の冠羽と首に真紅の肉垂を持つこの優美な生き物は、絶滅に瀕している。生息地が消滅しつつあること、そしてルワンダのエリート層が好むペットであることも大きな原因だ。ホテルや邸宅の庭園の飾り物にされているのだ。

母国の問題を解決する時が来ました。他の人にできるのなら、私にもできるはずです。

獣医師オリヴィエ・ンセンギマナは、次の世代を鼓舞して母国の自然遺産を守らせるという、自分に課せられた使命の中心に、ホオジロカンムリヅルを据えている。ホオジロカンムリヅル保護に対する関心を高める活動の一環として、ルワンダで違法に飼育されているツルのデータベースを立ち上げた。これまでに216羽の登録があり、そのうち98羽がリハビリテーション施設で野生に戻る準備をしている。

その他の活動には、学校での教育プログラムや、種の存続を脅かさない生計の立て方を地元の地域社会に提供するなどがある。これと同時にンセンギマナは政府と連携し、ツルだけでなく他の種も保護の対象とするよう働きかけている。

ンセンギマナは2016年度象牙保護賞の最終候補者3名に選ばれ、後援者のイギリスのウィリアム王子から祝福を受けた。

  • 50%~80%

    過去45年のホオジロカンムリヅルの個体数減少率

  • 300~500羽

    ルワンダに生息する野生のホオジロカンムリヅルの推定個体数

  • 216羽

    ンセンギマナがこれまでに登録した違法に飼育されているツルの数

プログラム

ロレックス賞

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